路上から生まれたグラフィティ。
その一筆には、社会への違和感、仲間との絆、自分だけの「表現したい衝動」が刻まれています。
今、そんなストリート発のアートが美術館の壁を飾り、世界中で再評価されつつあります。
本記事では、BanksyやShepard Faireyをはじめとする著名アーティストの作品を間近で見られる、海外のグラフィティ系美術館を4つご紹介。
撮影OKの施設や、日本語ガイド付きのツアーもあり、アート好きの旅先としてもぴったりです。
「もっとグラフィティを深く知りたい」「レジェンドの作品をこの目で見たい」そう感じたら、ぜひ次の旅先に選んでみてください。
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Museum of Graffiti(マイアミ)
世界初のグラフィティ専門美術館として誕生。
屋内ギャラリーと屋外壁画エリアを併設し、T-Kid 170、SABER、OG Slick など米国東西のパイオニアからヨーロッパ勢の作品・資料を体系的に紹介しています。
タグから始まったグラフィティが、どのように進化してきたか――その50年の歴史を、映像や資料とともに体感できます。
有名ライターを招いたライブペイントやトークイベントも定期的に開催され、訪れるたびに最新のストリートカルチャーに出会えるのが魅力です。
日本語オーディオガイド付きツアーを実施する日もあるようです。
項目 | 詳細 |
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住所 | 276 NW 26th Street, Miami, FL 33127 |
美術館に作品が所蔵されているアーティスト | T-Kid 170/SABER/OG Slick ほか |
オープン日 | 2019年12月5日 |
<特徴や旅のヒント>
- アクセス:ダウンタウンからバスで約20分。「NW 26 St & NW 2 Ave」下車すぐ
- ベストタイム:平日11時の開館直後は館内・屋外ともに空いていて撮影しやすい
- チケット:オンライン購入で割引あり。日時指定制なので事前予約が安心
- 撮影可否:展示作品の撮影OK(フラッシュは不可)
STRAAT Museum(アムステルダム)
ヨーロッパ最大級のグラフィティ&ストリートアート美術館。造船所跡を改装した巨大スペースには、Banksy、Shepard Fairey、Lady Pink、FAITH 47など、世界的アーティストの大型作品がずらりと並びます。
館内に加えて、周辺エリアにも多くの壁画があり、街全体がギャラリーのように楽しめます。
項目 | 詳細 |
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住所 | NDSM-Plein 1, 1033 WC Amsterdam |
美術館に作品が所蔵されているアーティスト | Banksy/Shepard Fairey/Lady Pink ほか |
オープン日 | 2020年10月9日 |
<特徴や旅のヒント>
- 中央駅から無料フェリーでNDSMへ(15分)。街歩きとセットで楽しめる
- オンライン予約で€2ほど割引。平日午前が比較的空いている
- スマホ対応の日本語音声ガイドあり。イヤホン持参がおすすめ
URBAN NATION Museum(ベルリン)
ベルリンの壁画文化を継承する公立のアートミュージアム。Banksy、Shepard Fairey、1UP、Lady AIKOなど150名以上のアーティスト作品が常設され、アーティスト・イン・レジデンスを通じてコレクションが定期的に更新されます。
項目 | 詳細 |
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住所 | Bülowstr. 7, 10783 Berlin |
美術館に作品が所蔵されているアーティスト | Banksy/Shepard Fairey/1UP/Lady AIKO ほか |
オープン日 | 2017年9月16日 |
<特徴や旅のヒント>
- 入場無料(寄付歓迎)。U2線Bülowstraße駅から徒歩1分
- 写真撮影OK(フラッシュ禁止)。展示の大半がSNS投稿可
- 展示は頻繁に入れ替わるのでリピーターにもおすすめ
BEYOND THE STREETS Gallery(ロサンゼルス)
世界的なストリートアートの展覧会を仕掛けてきたBEYOND THE STREETSが、2022年に常設ギャラリーとしてLAにオープン。Futura 2000、CRASH、Kenny Scharf、Felipe Pantoneなど、“ポスト・グラフィティ”と呼ばれる現代のストリートアートを定期的に展示。
併設のCONTROL Galleryと合わせて無料公開され、限定グッズのショップも人気です。
項目 | 詳細 |
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住所 | 434 N La Brea Ave., Los Angeles, CA 90036 |
美術館に作品が所蔵されているアーティスト | Futura 2000/Kenny Scharf/CRASH/Felipe Pantone ほか |
オープン日 | 2022年9月24日 |
<特徴や旅のヒント>
- メルローズ通り近く。バスやUberでのアクセスが便利
- 入場無料だが、オープニング期間中は混雑するため平日が狙い目
- 駐車は周辺の有料パーキングを利用
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まとめ
社会への反骨、仲間との連帯、そして自分だけのスタイル
グラフィティには、言葉にしきれない「生きた感情」が刻まれています。
そんなアートを間近で感じられるこれらの美術館は、ただ作品を眺めるだけでなく、現地の空気やカルチャーごと吸収できる体験型の場所。
SNSで見るだけでは味わえない、“本場のグラフィティ”を五感で味わう旅に、ぜひ一歩踏み出してみてください。
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